グレンアルマ(ひおくり)ルミナスバレット考察#1

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 2024年6月7日発売のナイトワンダラーで、アクロマの執念という新カードが登場するそうです。
 変幻の仮面環境までサーチの難しかった特殊エネルギーやスタジアムをサーチできるサポートです。サーチがしやすくなることで、サーチ対象を軸にしたデッキが組みやすくなる利点があります。
 今までも、サンムーンで2進化デッキがいまいち振るわなかった頃、グッズサーチできるアローラキュウコンGXが登場したことでふしぎなアメにアクセスしやすくなり、2進化デッキが強くなった……という経緯がありますしね。変幻の仮面環境なら、ペパーカイによりふしぎなアメにアクセスしやすいことが2進化デッキを組む手助けになっていると思います。
 それと同じように考えるのであれば、アクロマの執念によって、特殊エネルギーとスタジアムを軸にしたデッキが組みやすくなるはずです。
 では、特殊エネルギーとスタジアムが軸になるデッキというと……で1つ考えたのが、ルミナスエネルギーとマグマの滝壺を使ったグレンアルマ(ひおくり)のデッキです。ひおくりルミナスバレット、みたいな感じでしょうか。
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 一昔前のレッドパーフェクションみたいなものですね。あれは溶接工で炎エネルギーを加速しつつ、オーロラエネルギーも併用して炎軸で色んなタイプのポケモン(のワザ)を使っていくデッキでしたが、マグマの滝壺+オーロラエネルギーで同じことをしていきます。
 アクロマの執念を使うたびにルミナスエネルギーとマグマの滝壺にアクセスできるため、エネルギーの供給が途絶えにくそうなのが魅力です。レッドパーフェクションもグズマ&ハラでオーロラエネルギーを引いてましたしね。まぁ、デデンネGX・クロバットV・オドリドリGXによるドローの暴力で引いていた部分もありますが……
 そんなひおくりルミナスバレットを妄想する中で、有力な採用ポケモンについて考えてみましたので、書き出してみようかと思います。
 記事が長くなりそうなので、一旦part1として「必須ポケモン」「メインアタッカー」を列挙しようと思います。
■必須ポケモン
・カルボウ
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 グレンアルマの進化前です。HP60、70、80とよりどりみどりですが、なかよしポフィンでサーチ可能かつファントムダイブの余波で倒れないHP70が安定だと思います。
 カルボウってやたら刷られていて、能力の種類的にはHP80がひだねとうしをもやす、HP70がなぐる・ほのお・ヒートブラスト、HP60がまもるキックひのこです。実に8種類のカルボウがいます。なんで……?
 HP70カルボウは全員効果のないバニラワザしか持っていませんので、まぁお好みで……HP60が許される環境なら、1エネ30点のひのこ個体が比較的強い気もします。HP80はなかよしポフィンを不採用にするならありな気もしますが、HP80個体は両方ともにげる2なので微妙そうです。HP60と70は全員にげる1です。
 もっとも、構築次第ですがなかよしポフィンを枚数積みにくいデッキですし、HP80はワザも比較的強いため、HP80も採用の余地はありそうです。

 

・グレンアルマ(ひおくり)
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 必然の採用です。色違いアートレアもあるので、お好きなものをどうぞ。
 わたしはアートレアが好きなので、とりあえず3枚揃えました。たぶん4積みはしないですし……
 パオジアンデッキのセグレイブと比べると、1進化なので立てやすい分、単体で完結しておらずエネルギー加速手段は別途準備しないといけないのがネックです。
■炎アタッカー
 
・ウガツホムラex
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 3エネ260ダメージです。つよい。
 おそらくなのですが、ひおくりルミナスバレットはこの「3エネ260ダメージ」が1つの基準になると思います。一度使うと引っ込めるまで次を撃てないデメリットはありますが、エネルギートラッシュや自傷ダメージなどの反動がないワザとしては非常に強い部類ですからね。
 260ダメージはVSTARに一歩届かない微妙な数値にも見えますが、ルミナスエネルギーをマシマシラに貼る→マグマの滝壺でグレンアルマにダメカン2個乗せる→マシマシラでダメカン2個を相手のバトルポケモンに移す→ひおくりでルミナスエネルギーと炎エネルギーをバトル場に送る、の動きでバトル場に2エネ供給しつつ打点を20高める動きができ、これによって実質3エネ280ダメージに増幅できます。280出ればVSTARもほぼ倒せますね。マキシマムベルトを採用すれば2進化exも倒せます。
 また、ウガツホムラex自体がルギアVSTARのストームダイブやドラパルトexのファントムダイブを耐えるHP230という硬さがあり、同じHP230のエンテイVと違ってにげる2なのも偉いです。緊急ボードをつけたらにげる1ですから、返しの番に倒されなかったとして、緊急ボードで逃げて残った2エネをひおくりで押し流せば、次のアタッカーが攻撃できそうです。
 ちなみに、ファントムダイブやストームダイブで瀕死になったらにげる0です。たまに忘れがちですが、緊急ボードはHP30以下の緊急時に強くなるから緊急ボードという名前をしています。
 れっかばくしんの連発不能なデメリットは、ポケモン入れ替えや緊急ボードさえあればひおくりによって大いに軽減できるので、相性がよさそうです。なんならベンチに2匹目のウガツホムラexを置いて、くるくる回しながら攻撃するのもありだと思います。
 そんなわけで、メインアタッカーとして大いに採用価値のあるポケモンだと思います。

ちなみにオーリム博士の気迫でエネルギー加速ができる古代ポケモンでもありますが、ひおくりルミナスバレットにはそぐわない気もします。炎+ルミナスで動ける古代ポケモンがあまり多くないので……

 
 
 
・オーガポン かまどのめんex
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 ひおくりルミナスバレット、ルミナスエネルギーによる多色構築が魅力の部分ももちろんありますが、あくまで炎デッキがベースですから、基本的なことは炎タイプでやれた方がいいと思います。
 あくまで炎を軸にしつつ、炎タイプのアタッカーでは難しいことを他のタイプにやらせたり、あるいは環境デッキの弱点を突けるタイプを採用したりするのが最善だと思いますね。
 そんなわけで、オーガポン かまどのめんexは、炎タイプの大物ハンターです。進化ポケモンが相手の場合限定ですが、3エネ280ダメージを出せるVSTAR&1進化exぶっ倒しゾーンです。
 ただ、ウガツホムラexの260ダメージがマシマシラ込みで280ダメージになることで打点についてはもう十分な印象が拭えません。いちおう同じことをすればオーガポン かまどのめんexは300ダメージになりますが、HP290~300のポケモンってあまりいないので、有用性にやや疑問があります。
 あとは、280ダメージ出した場合はエネルギーを全てトラッシュしないといけないのがネックです。パオジアンデッキもそうですが、ワザでエネルギーをトラッシュしてしまうとアタッカーの脅威度が下がり、相手からすればベンチのシステムポケモンを狙いにいく動機になります。ウガツホムラexの場合はエネルギーが3個残りますし、ボスの指令でウガツホムラexをどかしてベンチを狙いに行くとれっかばくしんが復活するプレッシャーがあるのですが、オーガポン かまどのめんexにはありません。
 そういうわけで、微妙な感じはします。ただ、ウガツホムラexとの20ダメージの差はやはりたかが20されど20という感じで、たとえば280ダメージならばマグマの滝壺+アドレナブレイン+まけんきハチマキで330ダメージになり、ドラパルトexもリザードンexも一発になります。ウガツホムラexが同じことをすると310ダメージになり、どちらにも届きません。まぁ、ファイヤー(フレアシンボル)が1匹いればドラパルトexには届きますが……
 まとめるなら、3エネ280ダメージというパワーの高さは魅力だけれど、ウガツホムラexの3エネ260ダメージが既に十分すぎるほど高く、そこまで必要を感じない……といったところです。継戦能力も低いですしね。
 ただ、最後の最後に試合を決めるフィニッシャーとして使うのであればエネルギー全トラッシュも気にならないので、環境次第ですが1枚ならぎりぎり採用の余地がありそうなポケモンだと思います。
 ちなみに、変幻の仮面環境のシティリーグ上位デッキでは、リザードンデッキに採用例が複数ありました。いずれもマキシマムベルト採用デッキであり、2進化exに対して330ダメージ出せるポテンシャルを評価されたものと思われます。
 
・ビクティニex
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 3エネ220ダメージの炎アタッカーです。exスタートデッキに収録。
 シンプルに使いやすそうですが、HP190が脆いのと、3エネ260ダメージのウガツホムラexがいることで霞んでしまっています。にげる1は嬉しくて、ビクトリーフレイムの連発できないデメリットをにげる+ひおくりで解決できているのはいいんですが、返しの番HP190で生き残れるか?という問題もありますから、採用は無い寄りで考えています。
 いちおう、マグマの滝壺+マシマシラでダメカン2個移して240ダメージ、を想定するならたねexはほぼほぼ倒せます。ただ、同じことをやれば1進化exとVSTARも倒せるウガツホムラexと比べるとやっぱり物足りないかな……となってしまいますね。
・グレンアルマex(グレンアーマー)
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 最大打点と耐久力の分岐進化です。
 青天井火力が魅力……に見えますが、ウガツホムラexの火力を超えるためには炎エネルギーを6枚以上つける必要があり、更にルミナスエネルギーは2枚以上重なると無色になってしまうため、火力にはそこまで期待できない感じがします。
 特性込みで実質HP340とバンギラスexなみの高耐久なので、そこをおいしいと考えるなら採用を検討しうるかと思います。まぁ、マシマシラやユキメノコにダメカン1個乗せられるだけで普通の1進化exになってしまうのですが……
 HP340は単純に硬いだけでなく、一発耐える動きをした場合にその後のアドレナブレインで毎ターン30ダメージを飛ばし続けられるのが強そうです。なんなら受けたダメージ次第ではそのうちアドレナブレインで完全回復してグレンアーマーが復活しますからね。
・グレンアルマex(アーマーキャノン)
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 バトルアカデミーのグレンアルマexです。
 3エネ200ダメージとそこそこの火力です。ただ、ウガツホムラexが3エネ260ダメージ出るので、別にいらなそうな感じはあります。HP260というそこそこの耐久と200ダメージを両立するという意味ではありかもしれませんが、個人的には無いと思います。いちおう積みやすい分岐進化なので検討しました。
・エンテイV
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 2エネで最大220ダメージ出せるサブアタッカーです。
 にげる3が重いですが、特性しゅんそくでドローできるのと、2エネでそこそこのパワーがあるのとがいいところです。盤面にしっかりエネルギーが残せていればマグマの滝壺や手貼りを合わせて3エネワザを連発することもできるでしょうけど、必ずしもそう上手にいくとは限らず、そこで盤面0エネからしっかり殴れるエンテイVは偉い子ですね。
 HPもVにしては高い230で、ルギアVSTARのストームダイブもちゃんと耐えてくれます。採用価値はあると思います。
 
・ゴウカザルV
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逃げ放題の猿です。
 にげる0が1匹いれば、盤面からグレンアルマを消された状況であってもアタッカーを準備しやすいので、緊急ボード込みでもいいのでにげる0要員が1匹いると便利かなと思います。
 ゴウカザルVはミュウexよりHPが20高くてサイド6枚のバーニングダーク等で倒されず、下ワザの「ぐれんのほのお」で安定して3エネ200ダメージ出せるのがいいところですが、単純な火力でいえば3エネ220ダメージ出るビクティニex未満ですし、ミュウexのゲノムハックみたいな無限の可能性を持つワザや特性によるドロー支援もないです。
 総合的にはミュウexの方がよさそうかなと思います。超アタッカー枠にもなってくれますしね。
・マフォクシーV

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 炎タイプでは稀少な複数攻撃担当です。
 120ダメージをバトル場とベンチの両方に与えられるため、小粒なポケモンの多いデッキに対してよく刺さります。ビーダルライン2本を同時陥落させられるのもいいですね。ただ、HP60のへっちゃらがおのビッパがベンチにいるとダメージを通せないデメリットはあります。ビーダル×2を倒すとか、ボスの指令でビッパを呼んでベンチのビーダルごと焼き払うとかであれば可能ですね。
 難点はエネルギートラッシュではなくロストという点でしょうか。マグマの滝壺やメロコで回収できなくなってしまいますからね。ただ、まぁ失うのは2枚きりですし、そこまで大きなデメリットとは思いません。

120ダメージを耐えてくる古代バレットみたいな大型非ルールデッキには刺さりにくい……と思いきやマシマシラのアドレナブレインが足りないダメージを補ってくれるのでHP140のコライドントドロクツキも倒せるのが優秀ですね。

 複数攻撃枠が欲しい場合、1匹入れておくといいかなと思います。変幻の仮面環境で複数攻撃のできる炎ポケモンってかなり貴重で、他がカエンジシなど火力に難のあるポケモンばかりですから、替えのききにくい1枚だと思います。もちろん他のタイプならいるんですが……(オーガポン いどのめんexとか)

・かがやくヒードラン
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かがやく枠、高火力担当です。
 自身のダメカンの数に応じてダメージが増えるアタッカーですが、倍率がとても高く、ダメカン4個で280ダメージ、ダメカン6個で420ダメージになります。
 マグマの滝壺のお陰でダメカンを乗せるのは簡単なので、ベンチで育てやすいといえば育てやすいのですが、ヒードランにダメカンを溜めるとなるとマシマシラのアドレナブレインが使えないのが難点です。
 マグマの滝壺+マシマシラのメリットである、「相手がダメカンを乗せてくれなくても自前でダメカンを毎ターン2個用意して飛ばせる」という点がなくなってしまうのですよね。まぁ、相手がダメカンを乗せにきてくれるドラパルトexのようなポケモンならそのダメカンを投げ返していればいいのですが、そうでない場合はちょっと噛み合いが悪く感じてしまいますね。

・かがやくリザードン
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 かがやく枠、省エネ担当です。

250ダメージの高火力を出せて、相手の取ったサイド枚数に応じて必要エネルギーが減ります。

 相手のサイドが2枚以下なら炎1エネで攻撃できます。非ルールHP160から炎1枚で繰り出される250ダメージはとても強力で、かがやく枠はとりあえずこれでいい感じがします。
 このデッキは主要なシステムポケモンがグレンアルマ、マシマシラと非ルールばかりなので、相手のサイドが2枚の時にexやVを出さずにかがやくリザードンを出して攻撃する、という手が使えます。その辺もとても強力といえるでしょう。
■システムポケモン

 

・マシマシラ
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 ルミナスエネルギーで恩恵を受けるポケモンです。
 相手に乗せられたダメカンを返すだけだと、相手の立ち回り次第で特性を使う機会がなくなってしまいますが、幸いにしてマグマの滝壺を使うたびダメカンが2個増えるため、相手が攻撃してこずとも2個のダメカンをひたすら相手の場に飛ばし続けることができます。これによりマグマの滝壺のデメリットを打ち消しつつ、疑似的にダメージを20増やせますから、火力アップにも繋がります。
 典型的なハピナスマシマシラと違って、相手に待たれず自分からダメカンを乗せに行けるのがこのデッキのいいところです。まぁ、ダメカンを移す系だとよくあることですよね。はるか23年前のゲンガー(e1)も、レインボーエネルギーを採用してダメカンを増やしていたようですし……
 マシマシラにルミナスエネルギーを貼ることで悪エネルギーがついた扱いになり特性を発動できるようになりますが、ルミナスエネルギーは炎エネルギーでもありますから、マシマシラが特性を使った後はグレンアルマの特性でバトル場にルミナスエネルギーを移動させられるのも嬉しいところですね。いと美しきシナジーです。

 

・ファイヤー
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 炎タイプ応援ポケモンです。
 炎のたねポケモンが与えるダメージを10増やしてくれます。
 ダメージがあと10あれば、ということは意外と多いので、1枚入れておくのも手かなと思います。たとえばウガツホムラexの「れっかばくしん」は260ダメージ、マキシマムベルトを持たせると310ダメージでドラパルトexに10届きませんが、ファイヤーがいれば届く……という風に。
 あるいは、260+アドレナブレイン20+まけんきハチマキ30+フレアシンボル10でもいいですけどね。いずれにせよ、特に大物狩りで役立ちそうな特性です。
 炎タイプのたねポケモンしか火力が上がらないため、グレンアルマは対象外なことに要注意です。

 

・シャリタツ

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 生けるポケギア3.0ことサポートサーチ要員です。
 緊急ボードを付けて置いておけば、アタッカーが倒されるたびにサポートサーチできます。アクロマの執念でルミナスエネルギー+マグマの滝壺サーチができるこのデッキだと相性がよさそうですね。
 なお、ひおくりルミナスバレットはシャリタツがワザを使える貴重なデッキでもあります。炎水の2エネ50点。弱点も突けないですし微妙ですが、ミミッキュを出された時にアドレナブレイン込みで倒しに行くのはありかもしれません。ひおくり要員のグレンアルマをあまりバトル場に残したくないですし、オーガポン いしずえのめんexも相手次第では返しでワンパンされてしまうので……
 
・マナフィ
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 ベンチ攻撃の対策です。
 主にキュレム対策です。このデッキはアクロマの執念を採用するため、キュレムが環境デッキに採用される場合、1エネで110ダメージ×3が飛んでくるのはさすがに冗談じゃないので、マナフィを置く余地があります。マシマシラ、HP110ですしね……
 ……とまぁ、とりあえずこんなところでしょうか。
 まとめてみます。
アクロマの執念により特殊エネルギーとスタジアムのサーチが可能になり、この2種を軸とするデッキが組みやすくなった。その一例がルミナスエネルギー、マグマの滝壺とグレンアルマ(ひおくり)を活用したひおくりルミナスバレットであり、楽しそうなので構築を考えてみた。
・メインアタッカーはウガツホムラexが堅そう。3エネ260ダメージ、マグマの滝壺+アドレナブレインで20飛ばすと280ダメージになり、2進化ex以外はだいたい倒せる。
・サブアタッカーは2エネで動けるエンテイV、炎タイプの稀少な範囲攻撃要員のマフォクシーVあたりが使いやすそう。かがやくリザードンも1エネで動けてexやVでない点が強いし、非ex/Vだけの盤面を作れそう。
・システムポケモンはマシマシラがルミナスエネルギーともマグマの滝壺ともグレンアルマとも噛み合ってて最高。あとはシャリタツでサポートサーチしたり、ファイヤー(フレアシンボル)で炎アタッカーのダメージ増幅させたりするのもありかも。
 といったところです。
 なお、ここまでは前座です。ルミナスエネルギー要素がマシマシラしかないですしね。
 ここからはルミナスエネルギー前提の、炎タイプ以外のアタッカーについて考えていきたいところです……が、記事が長くなってしまったので、一旦切って別記事にしたいと思います。
 こちらに続きます。

※本記事の画像はポケモンカードトレーナーズウェブサイトからの引用です。

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