最近、忌炎とモルトフィーの編成をよく使っています。
特に海の廃墟の集団戦闘でお世話になっているので、その使いかた、つまりローテーション(理想的な攻撃のパターン)について、個人的なメモとしてまとめてみたいと思います。3人目は色々と変えていますが、一旦本記事ではヴェリーナを想定します。
なお我流なので、強さは保障できません。あしからずご了承ください。いちおう廃墟ではそこそこ活躍してくれています(この時はショアキーパーでしたが)。忌炎は無凸です。
また、本記事はバージョン2.3時点で作成したものです。
忌炎:共鳴スキル→(重撃)→交代(ヴェリーナ)
忌炎で戦闘開始し、共鳴スキルと重撃を出して交代します。
忌炎は共鳴解放からの重撃連打が主なダメージ源ですが、共鳴解放をローテーションごとに撃つために共鳴エネルギーを溜める必要があります。ただ、メインアタッカーであり火力が欲しい都合上、COST3のメインステータスを共鳴エネルギーにしたくないので、足りない共鳴エネルギーはまめな共鳴スキルで稼ぎます。
忌炎の共鳴スキルはクールタイムが6秒と短いので、ローテーションの合間合間に挟むことで効率的に共鳴エネルギーを溜められます。少しローテーションがややこしくなりますが、それだけの価値はあると思います。
なお、開幕は共鳴スキルを入力してヴェリーナに即交代でもいいんですが、重撃のモーションが長くてクイックスワップ適性があること、重撃アタッカーであり音骸でも重撃ダメージアップを積んでいることから、せっかくなので重撃を使ってから交代することがあります。
重撃を使う場合は重撃が出始めたタイミングで即交代、共鳴スキルだけの場合は共鳴スキルを入力したタイミングで即交代です。
ヴェリーナ:通常攻撃3-5段→共鳴スキル→音骸スキル→共鳴解放→強化空中攻撃2-3段→終奏スキル(モルトフィーに交代)
親の定番ローテより見たヴェリーナの定番ローテです。
ハーモニー効果、音骸スキル、共鳴回路、終奏スキルの全バフを効率的に発動させ、モルトフィーにバトンを渡します。
音骸スキルは火力面だけだとフェイタルエラーがいいですが、防御面は鳴鐘の亀の方が優れます。お好みでいいと思います。「戦闘で失敗する時、時間切れと全滅のどちらが多いか?」で決めてもいいかもしれません。個人的に、被弾のダメージが過大なホロタクティクスでは亀の方が好きです。フェイタルエラーは空中でも発動可能なのが便利です。
ハーモニー効果はどちらも「喧騒に隠す回光」がいいです。
なお、ヴェリーナを2凸していると通常攻撃を省略でき、ただでさえ短い出場時間が更に短くなります。わたしはヴェリーナをすり抜けで2凸しているので、実際は通常攻撃を撃たないローテが多いです。
モルトフィー:変奏スキル→共鳴スキル→強化共鳴スキル→共鳴解放→通常攻撃→交代(忌炎)
散華でもお馴染み、サブアタッカーにありがちなスキル連打です。
この編成ではモルトフィー自身の火力はあまりあてにしておらず、終奏スキルを一番あてにしているため、上記の行動もダメージを出すための行動というよりは協奏エネルギーを溜めるための行動です。(もちろん、モルトフィー自身もなるべく火力があるに越したことはないですが)
ちなみに共鳴解放の持続はモルトフィー4凸で17秒になりますが、3凸以下だと10秒しかないので、4凸していない方はここでは撃たずに後の音骸スキルの直前で撃った方がいいと思います。共鳴解放による協同攻撃は重撃に呼応して強くなるため、できるだけ忌炎の出場時間と重ねたいからです。
忌炎:共鳴スキル→音骸スキル→交代(モルトフィー)
共鳴エネルギー回収のため、共鳴スキルを撃ちます。
破陣ゲージが50%以上あると共鳴スキルが若干強くなる代わりにゲージを消費してしまいますが、消費して問題ないです。どうせ後の変奏スキルで回収できるので。
また、音骸スキルもここで撃ちます。音骸の種類にもよりますが、わたしは「飛廉の大猿」を採用しており、持続時間の都合で共鳴解放中の全行動にバフをかけられるよう、ここで使うことにしています。
「ナイトメア・飛廉の大猿」もあり、バフの内容が同じかつ常時発動なのが優れていますが、音骸スキルのダメージは飛廉の大猿の方が大きいですし、共鳴解放中以外はあまりダメージを出さないので、飛廉の大猿でいいと思っています。まぁ、使っていて気持ちがいいというのが個人的に大きいですが……
なお、飛廉の大猿の音骸スキルはクイックスワップ適性が高いので、必ずクイックスワップで使うようにしています。2段攻撃になっていて、1段目で近くの敵に蹴りを入れ、空高く跳躍して地面に叩きつける2段目を放ちますが、1段目が命中した時点で2段目の発生が保障されるため、1段目の蹴りがヒットした瞬間に交代して大丈夫です。
1段目を空振りすると2段目が発生しないため、1段目は必ず当てるようにしてください。2段目が命中しないと「気動属性ダメージアップ12%、重撃ダメージアップ12%」の自己バフがもらえません。
ナイトメアの方はほとんど使っていないのであまり分かりませんが、空中発動可能かつノーモーションだったはずですし、命中によるバフ効果などもないため、使うタイミングはあまり選ばないと思います。たしか、小型の敵のダメージリアクションがうっとうしかった気もしますが……
モルトフィー:通常攻撃連打→(強化共鳴スキル)→音骸スキル→終奏スキル(忌炎に交代)
モルトフィーの協奏エネルギーが微妙に足りないので、足りるようになるまで通常攻撃を刻み、溜まったら音骸スキルから終奏スキルを放ちます。
武器によっては必要ないのかもしれません。わたしは華麗カテンツァ(3凸)を使っています。
また、通常攻撃を連打していると強化共鳴スキルが溜まって撃てるようになることもありますが、たいていその前に協奏エネルギーが溜まります。
音骸スキルは「無情のサギ」で、終奏スキルともども忌炎にバフをかけて支援します。
忌炎:変奏スキル→強化共鳴解放→強化重撃×n(適宜強化共鳴スキル)→(共鳴スキル)→(重撃)→終奏スキル(ヴェリーナに交代)
攻勢の刻です。
変奏スキルで登場し、破陣ゲージ50%以上の状態で強化された共鳴解放を放ちます。変奏スキルは空中からの攻撃になりますが、共鳴解放は空中で撃てるのでそのまま撃って構いません。強化共鳴解放の方が圧倒的に強いため、必ず破陣ゲージ50%以上で共鳴解放を撃つようにしてください。もっとも、このローテーションなら共鳴解放は自動的に強化版になると思いますが……
なお、時間的な都合で仕方なく非強化版の共鳴解放を使うこともありますが、ローテーションを崩した行動になるため本記事では割愛します。
共鳴解放後は自動的に着地しているので、そのまま重撃を連発します。操作としては通常攻撃ボタン押しっぱなしで構いません。共鳴スキルもゲージ消費なしに強化版が撃てるため、ちょこっと出してもいいと思います。
共鳴解放の持続時間が終わったら、共鳴スキルが使えるなら共鳴スキルを使い、重撃をクイックスワップして終奏スキルでヴェリーナに交代してローテーションの最初に戻ります。(厳密には、共鳴解放の持続時間が終わった時点でローテーションの最初に戻ることになります)
これで1ローテーションです。
ちなみにヴェリーナではなくショアキーパーを使うこともありますが、やることは大体同じです。
おまけ:ビルドについて
忌炎(無凸):蒼鱗連峰(無凸)、飛廉の大猿、谷を突き抜ける長風5セット
モルトフィー(完凸):華麗カテンツァ(3凸)、無情のサギ、月を窺う軽雲5セット
ヴェリーナ(2凸):奇妙バリエーション(無凸)、フェイタルエラー、喧騒に隠す回光5セット
で運用しています。
忌炎将軍はバージョン2.3でモチーフ武器を引くまでは、恒常星5長刃で運用していました。恒常星5長刃でも十分強いです。また、星5を引く余裕がない場合はラジオ武器でもいいと思います。完凸ラジオ長刃は無凸の恒常星5長刃に近い火力を発揮します。
モルトフィーは忌炎将軍以外の編成では現状あまり使わないので、育てていない方も多いのではと思いますが、終奏スキルの「重撃ダメージブースト38%」が忌炎将軍にとって強すぎるうえにバージョン2.3時点ではモルトフィーしか持っていないため、忌炎将軍を強く使いたいならモルトフィーはほぼ必須だと思います。
逆に言うと終奏スキルさえあれば最低限の仕事はしてくれるので、多少育成が甘くても大丈夫です。忌炎将軍が十分育成されていることが重要です。
わたしのモルトフィーもLv80止まりですし、武器Lvは70、音骸Lvに至っては10~15です。わたしは「戦闘系イベントの報酬が十分もらえる強さなら、それ以上の育成は趣味」という考え方なので、余裕があるなら別の共鳴者を育てたいな、と思ってしまうからです。同じ考えの方なら別にモルトフィーはそんなガッツリ育成しなくてもいいと思います。
3人目はまぁ、出場時間が短くて忌炎将軍にしっかりバフをかけてくれる共鳴者なら誰でもいいんですが、おおむねヴェリーナやショアキーパーが安定になるかと思います。
気動主人公は気動属性といえど、基本的に風蝕効果を支援する共鳴者ですから、忌炎将軍とはあまり相性がよくないです。今後登場するであろう、風蝕効果を活かしたアタッカー(おそらくはカルテジア?)と組んでこそ面目躍如のキャラクターだと思いますね。
本記事が忌炎将軍を引いた漂泊者さんの参考になれば幸いです。
それでは、また。