バテン1をある程度進めたので、ご報告まで。
現在、アヌエヌエにいます。
ゲームスピード200%、バトルスピード100%で遊んでおり、まあまあ快適です。
プレイ時間10時間ほどでの感想を書いてみたいと思います。
・コンボでマグナス作りをするのが楽しい
戦闘では、特定のマグナス(カード)を順番に使うことでコンボとなり、新しいカードが作れます。
敵の写真を撮影してお金稼ぎをするというのもありますから、雑魚戦がただ敵を倒すための作業にならず、複数の目的があるのが面白いところですね。まぁそのぶん戦闘は1回1回が長いんですが……
光輝くご飯を作ってみました。
「パワーメットにお米を入れてミネラルウォーターで満たし、炭を置いて火をつける」という、カード5枚を使った超大型コンボです。ゲーム内にヒントがしっかりあるのがありがたいですね。
他の回復アイテムの回復量が300とか400なのに、光輝くご飯は1350回復します。いまのわたしの進行度でのパーティメンバーのHPがせいぜい800とかなので、実質全回復アイテムですね。ありがたい限りです。
ニワトリについてはヒントが全然なくて、どうにか鶏肉にできないか四苦八苦しています。攻略を見ればすぐなんでしょうけどね。小刀、火属性、光属性、炭+火属性など色々試しています。この試す過程も面白さの1つではないでしょうか。いいゲームです。
コンボによるマグナス作成はしっかり戦力強化につながるので、ただのフレーバー的要素に留まっていないのがいいところです。上の輝くご飯も、圧倒的回復量で戦闘が楽になりますし、そこまでじゃなくても、カツオ+炭+火属性で「カツオのたたき」を作るだけでも400以上の強い回復マグナスになってくれます。
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドでは色んな料理を作るのが楽しかったのですが、実用性という点でいえば回復についてはマックス系の素材単品で全回復料理が量産できたので、そこはあまり「料理を頑張るメリット」みたいなのがなくて淋しかったんですよね。せっかく凝るからには見返りが欲しいのが当たり前で、コンボによるマグナス作成はそこにしっかり応えていると思います。
あと、この「光輝くご飯」もそうですが、いわゆる中世で洋風のRPGっぽい世界観がベースにありながら、「ご飯」とか「草餅」とか和風な感じの食べ物が色々と出てくるのも面白いところです。
ここは好き嫌いあるかもしれませんが、食べ物系アイテムって馴染み深さがないとおいしさが十分伝わってこないみたいなところがありますし、和風でむしろいいと思います。いや洋風でもいいですけどね。
・キャラの個性が楽しい
主人公のカラスは、物理メインで頼れるキャラです。
このゲーム、攻撃カードで防御もできるキャラとそうでないキャラがおり、カラスについては前者なので、敵の攻撃に対して武器を消費して守りにいくという動きができるので、デッキに防具がそこまで必要なく、イケイケの攻め構築にしやすいのがいいところです。
一方で、魔法使い系のキャラ等は攻撃カードで防御ができないので、耐久面がどうしても心配になります。HP自体も低いことが多く、防具を多めに積みたくなりますね。まぁ、魔法使いは物理耐性の高い防具も少ないので、積んでも脆いのは脆いんですが……
ただ、魔法使いは魔法使いで相手の弱点を突いてダメージを増幅しやすいという利点はあります。弱点属性のダメージは50~60%以上増幅される敵も少なくないので、しっかりデッキを組みかえれば強いです。
あと、攻撃モーションの速いキャラと遅いキャラがいたりして、速いキャラは使いこなすのが難しかったりもします。カードを選ぶ時間的猶予が少ないですからね。
もっとも、デッキ構築画面のユーザーインターフェイスはイマイチだと思います。ゼノブレイドもそうでしたが、モノリスソフトのゲームって全体的にUI微妙なの多くないですか? 戦闘や物語は面白いだけに、ちょっと惜しく感じてしまいますね。
それはそれとして、精霊魔法ってもう少し微妙なイメージだったんですが、しっかり強くてびっくりしました。人の記憶はあてになりませんね。
時属性の精霊魔法、クロノスティル。
この時点では5枚ストレート(34567みたいな)しても300前半ダメージがいいとこだったと思うんですが、数字がバラバラでも精霊魔法が入るだけで400ダメージを超えます。すごい。
まぁ、時属性の威力だけで201あるのがすごいですよね。伝破で100なかった気がしますし、本来いま使える必殺技の倍以上の威力と考えると、このダメージも納得です。
・The True Mirrorも名曲
バテン2のThe Valedictory Elegyが好きすぎて忘れていましたが、The True Mirrorも名曲です。
RPGの雑魚戦BGMというのは、聴いていて飽きないというのが1つの重要ポイントだと思うんですが、The True Mirrorもなかなか飽きないですね。
まぁ、せっかくリマスターなんですから、BGMを任意に変更できる機能とかあってよかったかなという気もしますけども。
↑The True Mirror。エレキギター版もあってカッコイイです。
・導線が不親切
昔のゲームなので、あまり多くを求めるのは酷かもしれませんが……
今のゲームだと、ストーリーで先に進むべき場所へ誘導してくれるんですよね。クエストで次に行くべき場所をマップ上に示してくれたりして。あまり便利すぎると味気なくてその機能をオフにしたりするんですが、その機能がある前提の導線作成になっているものが多く、オフになると途端に昔のゲームくらい分かりにくくなったりすることもあり、それはそれで極端な話ではあります。
昔相当ではあるものの、「〇〇を探してきてくれ」と言われたものの、どこへ行けばいいかよく分からない、みたいなことが多いです。昔のゲームは町の人に会話の総当たり、みたいなのが許されていたっぽいんですが、最近のゲームでそれをやらされるとおっくうに感じてしまいます。
ドラクエ7の石板集めが非難ごうごうだったのもその辺でしょうしね。わたしは「占い師込みなら許せるかな」と思っていましたが、いま改めて遊んだら辛いかもしれません。
なので、バテン1もいま遊ぶなら攻略サイトを見てもいいかも?とも思います。
・お店のインパクトがすごい
魔王かな?
いえ、Undertaleの終盤に出てくるボスみたいな姿をしていますが、ただの店員です。恐ろしい世界ですね。
……という感じです。
昔のわたしはたしかミラが好きだった気がするので、ひとまずはミラ到達を目指してゲームを進めています。
進捗次第で続きを書こうと思います。
それでは、また。
※本記事の画像はバンダイナムコエンターテインメントのゲーム、バテン・カイトス1・2HDからの引用です。
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