なつもん!プレイ日記part1

もう9月ですが、今更ながら「なつもん! 20世紀の夏休み」を始めました。
「ぼくのなつやすみ」シリーズ(ぼくなつ)は未プレイです。
わたしは「ゆるめにデフォルメされた現代日本が舞台のオープンワールドゲーム」をこよなく愛する性癖を持っているため、買わざるをえませんでした。ありがとうスパイクチュンソフト。贅沢は言わないので、ぜひホームランド2も出してください。

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開幕タイトル。
副題は「20世紀の夏休み」ですが、時期的にはどうも世紀末みたいですね。まぁ、1901年の夏休みをお出しされてもノスタルジーを感じられるプレイヤーは少ないでしょうしね。

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たぶん両親。
お父さんの見た目とか、お母さんが「ヒメさん」と呼ばれてたりとか、どことなくマリオとピーチっぽい気もします。
両親はサーカス団をしており、色んな地域を巡っている中で、とある田舎町にやってきて、主人公もその町で夏休みを過ごす……みたいなお話っぽいです。
ぼくなつシリーズ、遊んだことがないので全く知らないんですが、共感できるノスタルジーをテーマにしているがため、最大公約数的な設定にしているイメージでした。
つまり「祖父母の家に両親と帰省して、そこで夏休みを過ごす」みたいなのを想像してたので、サーカス団をしてる親の都合で引っ越してくるっていうのはちょっと予想外でしたね。
まぁ、なつもん!はアクション要素がすごいらしいので、サーカス団長の息子というと「これも血のなせる業……?」みたいな納得感はあるかもしれません。分かりませんけど。
町から町へのワタリガラスだからか、主人公たちは明日葉荘というアパートに住むことになります。わたしは住環境が変わると落ち着かないタイプですが、主人公は慣れてそうですね。そして、両親は所用のため早々に町からいなくなってしまい、サーカス団のお兄さんが親代わりになります。大丈夫かな……

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ラジオ体操。
一応8月2日からは毎日やってるんですが、8月1日のハンコだけ空欄なのが気になります。
8月1日もラジオ体操できたんでしょうか。分かりません。特に導線はなかったような……
まぁ、ラジオ体操も別に毎日やんなくてもいいかなと思うので、気が向いたらやります。
ラジオ体操、全員ではないようですが、けっこう近隣住民が集まってる感じがありますね。
このキャラクターデザイン、割と好きです。ぼくなつのキャラデザはあまり好みじゃないんですが、なつもんは悪くないですね。
本当は妖怪ウォッチみたいに女の子主人公が選びたかった感じがありますが、なつもんでは選べません。ちょっと残念。
ちなみに、妖怪ウォッチも毎回夏休み中の物語になっています。まぁ、小学生が主人公かつ学校に行かなくていいとなると、夏休み中ということにしてしまうのが手っ取り早いですしね。冬休みや春休みは短いので……

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クエスト報酬。
8月1日に「町の人7人と話をしよう!」というクエストを拝命したため、クリアしたところ謎のステッカーがもらえました。
ダッシュや木登りに使うスタミナの最大値を増やしてくれるようです。ブレスオブザワイルドでいうところのがんばりの器ですね。
数あるクエストの中でも、ステッカーのもらえるクエストは優先的にやっていきたいところです。ダッシュはともかく登るのはすごい勢いでスタミナが減るので、ステッカーの数次第で縦方向の行動範囲がけっこう変わりそうです。
初期状態ではステッカー3つ、チュートリアルで4つになるんですが、4つだと壁登り中のジャンプ2回でスタミナが尽きます。これが3回できるようになると、行ける場所が増える、ような気がします。
「ぼくなつオブザワイルド」とか言われてましたが、実際のところこの辺わりとゼルダの伝説ブレスオブザワイルドっぽいです。色んな壁が登れますので、ステッカーが増えると縦横無尽に動けるようになる気がしますね。

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8月2日、座敷童との遭遇。
なんか物語に深く関わってきそう……な気もするんですが、まだどんな物語になるのかよく分からないので、なんともいえません。
ちなみに認知症の一種にレビー小体型認知症というものがあり、このタイプの認知症になると小動物や子供の幻覚(幻視)が起きやすく、座敷童という妖怪が生まれた理由と推測されています。
要するに、ご高齢の方が一定の割合で「いるはずのない子供を家の中で見た」と語ることで、そういう妖怪が存在する、という話が生まれたってことですね。嘘や幻覚でも複数の人間が語れば本物っぽいですから。

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8月3日、アパートに住んでいる純子お姉さんに町を案内してもらいました。
主人公は10歳、純子お姉さんは15歳だそうです。個人的には女の子キャラの中では今のところ純子さんが一番好きですね。まぁみんなかわいいんですけども。

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探偵事務所で小さなクエストを受注したりして。
神社で飼っている豚の柵を壊して豚を脱走させている犯人を捜すクエストで、この探偵事務所の男の子2人が犯人だったの、ちょっと笑いました。まぁ、この大きい男の子はジャイアンみありますしね……悪ガキなのも致し方なしかもしれません。

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となり町。
サーカスのある地元よりも町っぽいというか栄えてそうなので、行ってみたくなりましたが、まぁまずは地元の探検が先かなと思い、今回は見送りました。
そのうち行ってみたいと思います。

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ところで、ところどころのモノローグが主人公の男の子の声ではなく、成人男性の声になるのが面白いところです。
きっと「ぼくのなつやすみ」もそうなのでしょうが、おそらくは大人になった「僕」が、子供の頃のとびきり楽しかったある夏休みの思い出を回想するという形式なんだと思います。なんともノスタルジックで素敵ですね。
ペルソナ5の、序~中盤がほぼほぼ回想にあたる(検察官に対する供述)という演出は、個人的にはあまり好きじゃなかったんですよね。これは別にペルソナ5の演出が拙かったとかではなくて、「今していることが全部回想だとしたら、今色々なことをすることの重みが薄れる」という気持ちが個人的にあるというか……ちょっと表現が難しいんですけど……
わたしがゲームについて好きなところが1つあって、それは自分の操作次第でなんでも出来るということなんですね。もちろん物語的な都合はありますが、悪人を倒してもいいし倒さなくてもいい、クエストはしてもいいししなくてもいい、ということです。しかし、今プレイしているのが回想なら、それはただやるべきことをなぞっているだけじゃないかと。検察官に尋問されるという未来が決まっていて、そこに繋がる回想をしているだけなら、プレイしているわたしの主体性はどこにある?と思ってしまうんです。本来、わたしのプレイ次第で、検察官に尋問されない未来もあるはずなんですから。それがたとえゲームオーバーだとしても。
……あまり共感してもらえない気もするので、まぁ、このくらいで……ただ、なつもんに関しては、成人した「僕」の状況にあまり具体性がないのと、そもそもがノスタルジーを売りにしているゲームっぽいのとで、あまり気にならないし、むしろいい味が出ている感じがしました。まぁ、なかったらなかったでそれもよかったですけどね。

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景色がよかったので1枚。
ここはマップの端っこで、謎の難破船の方には行けませんでしたが、今後行けるようになるんでしょうか?
楽しみにしつつ、今回はこの辺までで終わりにしたいと思います。
part2でお会いしましょう。それでは、また。

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