ゆるい音骸厳選の方法【鳴潮】

 鳴潮には音骸というシステムがあります。
 いうなれば「武器以外の装備品」にあたるもので、戦闘を有利にするために欠かせないものです。
 この音骸、基本的に敵を倒すと確率で手に入るものなのですが、手に入る個体や強化に際してランダム性があり、強い音骸を育成することは鳴潮のやりこみ要素(エンドコンテンツ)の1つとなっています。

 なので「戦闘を極めたい!」という方はもちろん厳選が必須なのですが、一方で「戦闘を極めたいわけじゃないけど、任務やイベントでの戦闘をある程度楽に進めたいな」と思う方もやはりある程度の音骸厳選が望ましいです。
 本記事は、後者の方に「ゆるい音骸厳選」をご提案するものです。


メイン一致+3OPを目指そう


 鳴潮はキャラごとの音骸の理想的なメインステータス、サブステータスについて、非常に分かりやすくなっています。
 採用率の高いステータス(≒有効ステータス)については背景が黄色く光るようになっているため、一目で分かります(上の画像参照)。
 おおむねアタッカーはクリティカル・クリティカルダメージ・攻撃力%・共鳴効率・主力スキルのダメージアップが光ります。共鳴者によっては攻撃力以外を参照することがあり、たとえばカルテジアは攻撃力%が光らない代わりにHP%が光るので、HP%を上げればよいと分かります。


 そういうわけで、有効なステータス自体はもはや攻略サイトなどを見なくても分かるようになっています。
 そのうえで、厳選をどうすべきか?についてですが……
 まず、メインステータスは必ず有効ステータスと一致させましょう。必須です。
 メインステータスの補正値はおおむねサブステータスの最大値の2~3倍に相当するので、メインステータスが不一致であるというのはその時点でサブステータスがマイナス2~3個の状態から始まっているようなものだからです。
 ゆえに、不適合なメインステータスの音骸はその時点で破棄安定です。
 なお、「発振器」という音骸のメインステータスを変更可能なアイテムもありますが、発振器が使えるのは未強化の音骸だけなので、「メインステータス合ってないけど、とりあえず強化してみて、強いサブステータスついたら発振器使えばいいや」はできません。強化するならメインステータスを合わせてから、です。


 次にサブステータスですが、3OP(5つ中3つ有効ステータス)を目指すのがおすすめです。
 もしあなたが鳴潮の戦闘をガッツリやりこみたい、戦闘コンテンツで少しでも高い点数を目指したい、報酬を少しも逃したくない……ということであれば、4OPや5OPを目指してもいいですし、更には各サブステータスの高補正値を目指してもいいでしょう。(サブステータスの数値には振れ幅があります)1
 ただ、鳴潮の戦闘をある程度快適に進めたい、戦闘のやりこみにはそこまで興味がない、戦闘コンテンツでは星声をできる範囲でなるべくたくさん回収したい……くらいなら、3OPが1つの目安だと思います。


 3OPがいい理由については、厳選難易度が1つポイントになります。
 多くのアタッカーは、①クリティカルダメージ②クリティカル③攻撃力%④共鳴効率⑤一番使う攻撃スキルのダメージアップ、の5つが有効ステータスになります。2
 そして、サブステータスにつく可能性があるのは、上の5種に加えて⑥攻撃力実数値⑦HP%⑧HP実数値⑨防御力%⑩防御力実数値、そして⑪⑫⑬通常攻撃・重撃・共鳴スキル・共鳴解放のうち⑤以外の3つ、の13種です。
 これらが等確率につく場合、5OPの確率は約0.08%です。5OPは奇跡ですね。


 同様に計算した場合、4OPは約3%、3OPは約25%となります。
 25%と言われるとなんだか厳選としてヌルい気もするかもしれませんが、まずメインステータスが一致しないことには土俵にも上がれないことを考えると、4OPの3%はかなりの難関です。
 メインステータスが3種類しか存在しないコスト1音骸ですら100個拾って1個作れる程度ですし、他のコスト……特にコスト3音骸はメイン一致すら低確率なので、4OPどころか3OP揃えるだけでもけっこうな低確率になります。
 要は、厳選難易度を考慮すると3OPが現実的ということですね。2OPも繋ぎとしてはありですが、3OPはメイン一致が前提なら4回に1回作れますから、そこまで骨ではないはずです。3OPは4OPとサブステータス1個分しか違わないので、もちろん1OPぶん弱くはなりますが、コスパ・タイパを考慮すると妥当な着地点でしょう。




音骸は強化途中でも適宜破棄しよう


 「よし3OPだな分かった!じゃあメイン一致の音骸を片っ端からレベル25にするぜ!」
 ……というのはやめておきましょう。シェルコインやチュナの浪費になってしまいます。


 まず大前提として、有効でないステータスが3個ついた時点で3OPにできる可能性はなくなります。
 なので、レベル15で有効ステータスがないなら、もうそれは破棄対象でしょう。
 ただ、それ以前にレベル10の時点で有効ステータスがないなら破棄した方がいいと思います。
 レベル10で有効ステータスがない場合、3OPになるためには残りの3つのサブステータスがすべて有効ステータスである必要があります。あと10個あるサブステータス候補のうち、有効な5個の中から立て続けに引かないといけません。
 確率的には8.3%(1/12)であり、無為に終わる可能性が高いうえ、大成功したとしても3OPです。それなら未強化の音骸を新しく用意して4分の1に挑戦した方がいいでしょう。


 あるいは、レベル5の時点で、つまり1つ目のサブステータスが不一致な(有効でない)時点で破棄する、というのも手ではあるんですが、これをやるとどうしても厳選が大変になります。メイン一致音骸の過半数(8/13)を破棄することになるからです。
 ただ、レベル10時点なら、2つのサブステータスのうち少なくとも1つは有効である可能性が高い(約3分の2)です。
 もっとも、これは「シェルコインやチュナ・レコードにどのくらい余裕があるか」という問題でもあるため、一概にこれが正しいとは言えませんが、音骸集めの手間なども考慮すると、3OP狙いなら「レベル10で両方不一致」を足切りとするのがいいと思います。(4OP狙いならレベル5不一致は破棄でいいと思います)


 他の足切りについては諸説ありますが、3OPを狙う場合、個人的には「レベル10で0OPは破棄」に加えて「レベル15で1OPは破棄」をおすすめしています。
 レベル15で1OPの場合、3OPになるためにはレベル20・25が両方有効ステータスの必要がありますが、その確率は13%です。多くの場合無為に終わりますし、強化素材も多く必要になるため、消耗が激しいです。3
 逆に言えばこれらに該当しない場合、つまりレベル15時点で2OPになっている場合は、レベル25まで上げ切っていいと考えています。レベル15で2OPならレベル25まで上げて3OPになる確率は53%もありますし、レベル20で引けなかったとしても、レベル25に上げて3OPになる確率がまだ33%も残っており、悪くない賭けです。


 ……という感じの強化法がいいと思います。
 ちなみに、「レベル10で0OPなら破棄」「レベル15で1OPなら破棄」といった、3OPの可能性が残っている音骸の破棄を行う前提の場合、そのぶん3OPの確率は25%から少し下がります。ただ、チュナやシェルコインも無限にあるわけではないというか、初心者のうちは特に足りないので、ある程度の節制は必要かなと思います。




まめちしき:クリティカル系は強め。バランスがいいと◎

 「ゆるい音骸厳選」なら、これまでに書いた通りで基本的に問題ないと思いますので、この項目は読み飛ばしてもらっても構いません。
 ただ、追加で少し意識した方がいい「まめちしき」があるとすれば、まずクリティカル系は強めということでしょうか。


 クリティカル・クリティカルダメージの2種については、ダメージ計算のうえで独立した項目であるうえ、攻撃力やダメージアップと比べて他に補正をかける手段が少なめのため、音骸でクリティカル系ステータスを強化できているというのは相対的に価値が高いです。
 なので、同じ3OPでもクリティカル系ステータスが2種類とも入っているものは特に優秀と思っていいです。
 逆にクリティカル系ステータスが全くない3OPはあまり強くないと思って差し支えありません。もっとも、その組み合わせは基本的に1通りしかなく、3OPの中の10%にすぎないため、あまり意識しなくてもいいかもしれません。


 ちなみにクリティカルとクリティカルダメージ、どっちがいい?という点については、バランスよく上げるのが大事、ということになります。ただ、バランスが偏ったとしてもクリティカル系がないよりはあった方が断然いいです。
 いちおう、共鳴者の最終ステータスとして「クリティカル×2=クリティカルダメージ-100」となるのが効率的とされていますが、基本的には武器にクリティカルがついているならコスト4音骸のメインはクリティカルダメージ、武器にクリティカルダメージがついているならコスト4音骸のメインはクリティカルがいいです。
 これを意識していれば、結果的にバランスがよくなることが多いです。武器にクリティカルがないならコスト4音骸のメインはどっちでもいいです。4




まめちしき:共鳴効率は多すぎても無駄になる

 本項も同様に、読み飛ばしていただいて差し支えない「まめちしき」です。

 もう1つ「ゆるい厳選」で意識することがあるとすれば、共鳴効率はやや弱めである、ということです。
 共鳴効率というのは、共鳴解放のゲージが溜まる効率です。
 鳴潮の戦闘では、編成メンバーに特定の決まった手順でスキルを出させる基本の流れを俗に「ローテーション」と呼びます。
 もちろん敵の攻撃に対応しなければならないので、ローテーション通りに動き続けられるわけではないですが、ダメージ効率のいいローテーションを覚えておき、敵の動きに合わせて適宜崩して戦うのが鳴潮の戦闘の基本です。
 しかし、共鳴効率が低いと共鳴解放の使用頻度が低下してローテーションが長くなってしまうため、結果的に編成火力が落ちてしまうんです。


 この共鳴効率は、ローテーションをしっかり回せるだけの必要な量についてはクリティカル系ステータスよりも欲しいくらいなのですが、必要な量が既にあるならばそれ以上の共鳴効率はほぼ無駄になります。他の有効ステータスは全く無駄になることがほぼない(クリティカルが100%を超える場合くらい)のと大きく異なります。
 なので、だいたいの場合は音骸5つのうち、まぁ2~3つくらいに共鳴効率がついているとちょうどいいという共鳴者が多いでしょうか。5
 5つすべてのサブオプションに共鳴効率がついている場合、そのいくつかは無駄になっており、実質的に2OPの音骸をつけていることになります。ただ、5つの音骸すべてが共鳴効率なしだとそれはそれで困るので、ややこしいところです。


 まぁ、3OPの音骸を作ること自体はそんなに難しくないですから、実際に回してみて「共鳴解放が溜まってなくて待つ時間が出るな」と思うなら共鳴効率は増やすべきでしょう。逆に、ローテーションの途中で早めに共鳴解放が溜まっているようなら、共鳴効率が過剰であり減らした方がいいかもしれません。
 そのあたりは使用感に基づいて調整していくのが1つの手かなと思いますね。理想的な共鳴効率の値についてはゲーム内で見られませんし、ローテーションのやり方によっても最適な値は変わってきますから。




まとめ

・戦闘にあまりこだわりがないなら、メイン一致・サブ3OPを目指すのがオススメ。これでもそこそこ強くなるし、厳選難易度が低めなので。

・メインが一致の音骸をすべてLv25まで強化するのではなく、
Lv10で0OPなら破棄、Lv15で1OPなら破棄するのがおすすめ。3OPの可能性は残っているが分が悪く、チュナやレコードが無駄になる可能性が高いので。

・(豆知識)サブステータスの中でも
クリティカル系は強め。クリティカルとクリティカルダメージのバランスが重要なので、偏りすぎないよう調整するのがよい。たとえば、武器の補正とコスト4音骸のメインステータスは被らせないのが基本。

(豆知識)
共鳴効率は多すぎると無駄になり、3OPのつもりが実質2OPの音骸を付けていることになってしまう。足りないと困るが、過剰に感じるのなら他の有効ステータスに入れ替えていくのが望ましい。

 ……という感じです。
 これはあくまでゆるい厳選なので、これで大体のキャラを3OP以上の音骸だけの構成にできた!という場合は、4OPに挑戦してみるのもありかと思います。特に編成火力への寄与度が高いメインアタッカーは4OPにする恩恵が大きいので、まず挑戦するならばそこでしょうね。
 ただ、「鳴潮はストーリーや探索メインでやってるし、戦闘のための努力はまぁ無理ない程度で」と思われる方については、この「ゆるい厳選」が終わったら打ち止めでもいいように思います。


 鳴潮の「ゆるい音骸厳選」をしたい方の参考になれば幸いです。
 それでは、また。



  1. 振れ幅はけっこう大きくて、たとえばクリティカルだと最小値6.3%、最大値10.5%で、最大値が最小値の1.67倍もあります。厳密な厳選となるとここの数値も見ていくことになるので、わりと沼です。ゆるい厳選のつもりなら、振れ幅まではあまり意識しなくてもよいかと思います。 ↩︎
  2. 例外もあります。たとえばフローヴァは共鳴効率を全く必要としないため、防御実数値以下のハズレになります。またフローヴァに限らず、厳密には二番目に使うスキルや攻撃力実数値も不一致の中では相対的に有効ステータス寄りといえますが、寄与度が高くないケースが多く煩雑なため、ここでは割愛しています。 ↩︎
  3. メイン一致が出にくいコスト3音骸の場合など、状況次第ではレベル15で1OPでも期待を込めてレベル20まで上げることがあるという人もおられるので、手持ちのチュナやレコードの数と相談しながら適宜調整するのがよろしいかと思います。 ↩︎
  4. 共鳴者はデフォルトでクリティカル5%とクリティカルダメージ150%を持っていて、ステータスボーナスがクリティカルであったとしても計13%なので、皆目見当がつかないのなら(武器にクリティカル系ステータスがない場合)とりあえずコスト4音骸のメインはクリティカルにしてもいいかもしれません。また、ロスト・ドリームやエターナル・ライトなどの一部音骸はハーモニー効果でクリティカル系ステータス補正を持つため、そちらも確認するとクリティカル系ステータスのバランスの整え方が分かりやすいです。 ↩︎
  5. ブラントやショアキーパーのような共鳴効率が特に重要な共鳴者は例外であり、共鳴効率を盛りまくった方がいいです。 ↩︎