ポケポケの「ひとりで」でのCPU対戦用デッキをご紹介します。
エキスパートのバトルトライで「炎ポケモンだけ」「◇、◇◇、◇◇◇のカードだけ」があるので、それらをクリアしやすいよう「炎ポケモンだけ+◇◇◇以下のカードだけ」の構築にしています。
また、あわせて◇◇以下だけの低レア構築も掲載しています。◇◇以下のカードはトレードメダル(ひかりのすな)を消費しないため、お友達にトレードでもらいやすいカードになっています。ご参考まで。
シャイニースター(◇◇◇以下)
キュウコンとズガドーンのデッキです。
キュウコンはエネルギー2個で90ダメージを出せる優秀な1進化ポケモンであり、更に専用サポート「カツラ」により+30の120ダメージが出せます。2エネ120ダメージはパワフルですね。
ただ、その代わりワザによって自身の炎エネルギーを1個トラッシュしてしまうため、キュウコンでワザを使い続ける限りベンチポケモンにエネルギーを付けて育てられないというデメリットを持っています。
そこで、このデッキでは相方にズガドーンを抜擢しています。
ズガドーンはワザを使うのにエネルギーが3個必要ですが、ウルトラビースト用のサポート「ルザミーネ」によってトラッシュからエネルギーを2個つけられるため、エネルギー0個の状態からでもルザミーネで2個つけてエネルギーゾーンから1個つけて、で3エネになりワザを使えるようになります。
ただし、ルザミーネは自分のトラッシュにエネルギーがあり、かつ相手がポイントを取っていないと使えないため、序盤から使うことはできません。
なので、序盤はキュウコンで戦い、終盤はズガドーンで戦うデッキ、ということになります。
ただ、対戦開始時にバトルポケモンがズガドーンだとワザは使えないわ逃げる2だわでしんどいので、逃げられるようスピーダーを採用しています。
また、ロコンはHP50しかなく、序盤からガンガン攻めてくる水デッキに対して弱いです。エキスパートで炎デッキを強要してくるのは基本的に水デッキなので、水の1エネ30~40ダメージでロコンが落とされてがっかり、というシチュエーションは残念ながら起こりえます。
なので、水対策としてファイヤーを採用しています。
ファイヤーはHP100、にげる1、水弱点ではないという優秀な壁役です。ファイヤーをバトル場に置き、相手のワザを受けさせながら、その間にベンチポケモンを育てましょう。ファイヤー自身が倒される前にベンチの育て終えたアタッカーと交代できれば最高です。ファイヤーのワザは不安定なので使わなくていいと思います。
ちなみに、炎ポケモンはほとんど水弱点なのですが、ファイヤーと同じく水弱点でない炎ポケモンが他にもいます。
それがファイアローで、HP120、2エネ90ダメージ、雷弱点と素晴らしい能力を持っているんですが……進化前のヤヤコマが無色なので、炎単タイプのデッキには採用できません。残念です。
トレーナーズはカツラとルザミーネが必須なのはもちろんのこと、ビーストナイトも採用することでズガドーンのワザで最大150ダメージ出せるようにしています。
ただ、それでもHP160のケケンカニexなどは倒せないため、どくバリを採用しています。ファイヤーやキュウコンにどくバリを付けておくことで相手のHPを削ることができますからね。
カツラ×ルザミーネ(◇◇以下)
上のデッキの廉価版です。
上のデッキの時点で◇◇◇はファイヤーしかいないため、ほとんどそこを抜いただけの構築です。
◇◇以下の炎ポケモンで、たねポケモンかつ水弱点でないポケモンというのはイーブイガーデンまでには存在しませんので、残念ながら優秀な壁役はいません。
なので、壁役としては1匹目のズガドーンを使うのがいいかなと思います。いちおうパルデアケンタロスがHP110あったり、イーブイガーデンのコータスもHP100あったりはしますが、そのくらいのHPで水弱点でにげる2以上ならズガドーンでいいですからね。
ただ、相手の攻めが激しい場合、壁役でポイントを与える余裕がなく、ロコンスタートで倒されずに戦い抜かないと間に合わない可能性もありますので、そこは要注意です。ロコンのワザでオモテを出して時間稼ぎをしないといけないケースもありますが、オモテが出ても相手の進化で無効化されるのがしんどいところです。
対戦の展開上、ズガドーンスタートだと試合にならないという場合は、ズガドーンを1枚減らしてロコン2ズガドーン1にしておくと、ズガドーンスタートの確率が低くなります。
なお、サブアタッカーとしてギャロップ採用もありだと思います。というか、このデッキも最初はキュウコン+ギャロップ+ズガドーンでした。最終的になくてもいいと判断して抜きましたが、ギャロップはギャロップで先攻2ターン目にカツラと合わせて70ダメージで相手の進化前たねポケモンを倒せる強みがあって有能です。
ギャロップ入りで使っていた時の構築はこんな感じです。細かい打点不足はギャロップで補うという考えのもと、どくバリやビーストナイトは抜いています。ズガドーンは原則1匹しか使わないので1枚でいい気もしますが、終盤にルザミーネと合わせて安定して使えるよう、2枚積んでいます。
exフラクトシデス(オマケ、exあり)
オマケでexありの炎単構築も載せておきます。
ガオガエンexはイーブイガーデンで登場したハウと合わせて最大170ダメージを出せる非常にパワフルなポケモンです。
ガオガエンex+ハウのデッキは対人戦でも使われているため、それをそのままコピーしてもいいんですが、「ひとりで」のCPU戦の特異性は「苦手な水デッキ相手に使用を強要される」「単タイプ構築が強要される」という点にありますから、水デッキと戦うことを前提とした単色構築にしておくのが望ましく、対人戦デッキのコピーが最適解とは限らない点に要注意です。
本デッキでは例のごとくファイヤーを採用し、ガオガエンexが育つまでの壁にできるようにしています。
ガオガエンexが育った後は、後続のアタッカーにズガドーンを据えるよりもリーリエやきずぐすりで回復してガオガエンex1体で戦い抜いた方がスムーズなので、回復を厚めにしています。ダメージを食らう前提のポケモンですしね。
ただ、回復でスカースマッシュの条件を満たさなくなるリスクも考慮し、きずぐすり2ではなく大きなマントも入れています。大きなマントは疑似的なHP20回復ですが、最大値を増やすためHPが減っている状態は維持できます。
壁のファイヤーで削りたいならゴツゴツメットやどくバリを採用してもいいかもしれません。
本記事が、「ひとりで」のCPU対戦の助けになれば幸いです。
それでは、また。