NTE ver1.0感想【Neverness to Everness】

 NTEがリリースされて、もう3週間が経ちました。
 時間が経つのは早いですね。共存テストの感想を書いていたのが遠い昔のようです。
 わたしも例に漏れず遊び続けており、ようやく一段落ついた(気がする)ので、ver1.0の感想を簡単にまとめておこうと思いました。


メインストーリー(第4話)について

 第3話「落札?落札!」までは共存テストでプレイ済みだったので、第4話「取り立て屋」だけ初プレイでした。
 いや……よかったですね。第3話までにないシリアスな感じで。
 コミカルなギャグテイストも好きなのですが、プロローグのシリアス感も好きでしたから、どちらも期待していました。


 第4話は家族の話であり、「長子と末子の葛藤」めいたものをテーマにしつつ、その背後に策謀が張り巡らされていたという二重の構造で、そこも好みでした。
 白藏先輩のイベントで、場面緘黙症っぽい「失声症」の少年を追うイベントもそうでしたが、わたしはNTEのお話のテーマ選びがけっこう気に入っています。


 そういえば、第3話までは「異象と異能に関する説明」的な要素も多かったように思うんですよね。第3話「落札?落札!」なんかは特にそうで、ジェイソンが色々教えてくれるので、戦闘はともかく、設定に関しては割とチュートリアルっぽいところもあったように思います。
 ただ、第4話は異象の説明が少ないというか、「ルール型の異象」という存在が第3話のナンタニーで説明済みなので、「じゃあ取り立て人は何なのか?」というのを自然と考えるようになっていて、外側をあまり意識せず、物語に入りこめたように思います。
 直前に新情報として提示されるより、一度咀嚼して知識として飲み込んだ後の方が、それを自明のものとして自然に考えやすいですしね。物語の側から「こう考えてね」と提示・説明されるのではなく、読んでいて自然と至る考えが主人公のそれと一致する方が、より感情移入の度合いが深まるように感じます。


 なお、第3話までに関しては、共存テストで履修済みなので、「復習」という感じでしたが……
 当時のファーストインプレッションを振り返ってみると、「ここちょっと自分の認識違ってたな」というところもちょこちょこありましたね。二度遊んで気づく陥穽です。


 たとえば、第1話「商才と金招き」の写真屋FILM ORBITのくだりですが、「電子化の波に押されて使われなくなるのを嫌ったフィルムが、異象となり抵抗していた……みたいな話かな。たぶん……」と思っていました。
 これは実際そうではあったものの、ただ写真屋内の文章を読んでいるとハードディスクが無くなっていたりして、明らかに電子的な写真撮影に対する反旗が翻されていたのですよね。「たぶん」とかではなかったんです。
 共存テストではその辺が記憶になかったのですが、いま見ると「なんや、ちゃんと説明されてるやん」「ちゃんと読んどけや自分」という感じでした。
 おそらく、ホラーな雰囲気や、文章を表示しつつ別の文章が字幕なしで読み上げられる展開、ナナリの「はぇ~、あの文章ちゃんと読む人いるんっすね」あたりの組み合わせで、斜め読みしてしまっていたのかと思います。これは言い訳です。


 何にしても、本編のお話はやっぱり面白かったので、第5話も心待ちにしています。




サブイベントについて

 盛りだくさんですね。
 ゴールデンウィークのうちけっこうな時間をNTEに傾注しましたが、まだ終わってません。オープンワールドは物量が大事ですからね。ありがたいことです。
 特に、上の画像にもある病院のイベントがホラーゲーム感マシマシでよかったです。「ここは軽度のホラー要素あるよ!」と表示が出てきて、丁寧だなと思いつつ、「でもここ以外も割と軽度のホラー要素はあったよね?」と内心突っ込んでいました。まぁでもたしかに、他のとこよりホラゲっぽさが一段上でしたね。
 他でいうと、「マンションの水漏れを止める」みたいなイベントも、強制主観視点からのホラーテイストが凄まじく、ドキドキしましたね。


 NTEのホラー、今のところ視覚的なジャンプスケア(びっくりさせるホラー要素)は少なくて、好きです。
 突然ゾンビがドーン!とか、虫がワシャー!とかはあまり好きではないので、ああいうのがないと安心してプレイできます。
 ホラーで安心というのもなんか変な気がしますが、プレイの外にある安心とプレイの中の安心は違うんですよね。安心というか、「こっちが本当に嫌なことはしてこないという信頼」みたいな感じです。
 ホラーゲーム自体、基本的に「嫌なもの、見たくないものを見せられる」という構造がありますから、そこに信頼がないと遊び続けるのは難しいですよね。極端な話ですが、現実の人身事故現場の画像をホラー要素として出されたら「それはちょっと……」と思う人も多いでしょうし。現状、わたしはNTEのホラーを信頼しています。




キャラクターについて

 ナナリと潯はとりあえず無凸確保しておきました。
 ナナリは50連、潯は56連という、「ボード転換(70連)までは行かないけど、そんな早いわけでもない微妙なライン」での入手でした。まぁ、いい感じですね。
 ナナリは同行マスに直接止まり、潯は金宝箱からの入手でした。金宝箱は3%と低確率ではあるものの、出る時は出るんですよね。基本的には「次元ピース2個マス」と解釈していますが、今後はちょっと期待してしまいそうです。


 性能に関して言うと、ナナリは限定キャラといえど、やることは比較的シンプルで、個性的なのはバイレールスキルでの壁歩きや天井歩きだなーと思っていましたが、潯は戦闘面でもなかなかテクニカルですね。
 限定キャラ2人目にして「時間停止&味方のスキルコピー」が来るか、というのは新鮮な驚きでした。まぁ、わたしもそうですがNTEを遊ぶ人というのは類似ジャンルも遊んでいることが多いでしょうから、シンプルなキャラを出しても「ふーん、それで?」みたいになってしまうのかもしれませんね。


 キャラといえば、戦闘には関係ないんですが、タギドってかわいくないですか?
 他の人の感想なんかもちょこちょこ見ていたんですが、意外と「タギドがちょっと……」という意見を見るので、びっくりしています。
 まぁ、ただただキュートなマスコットという感じではないですが、調子乗りで憎めなくて、かわいらしい異骸だと思いますけどね。第2話「捏造から始まる恋愛大作戦」でタギドが好きになったので、第2話が不評というのも驚きでした。ベータテストで遊んだ時、あの第2話を遊んで「NTEってやっぱり期待通りの傑作だな」と思ったくらいなので……


 他のアニメ調オープンワールドでいうと、原神のパイモンも鳴潮のアブもわたしは大好きなんですが、まぁタギドはたしかにあの辺とはちょっと違う「好き」かもしれません。
 パイモンとアブは冒険のバディですが、タギドはエイボンの子供組と似たような感じですからね。ナナリや早霧に感じるかわいさに近いというか。
 ただ、パイモンやアブのようなバディに感じるいとおしさをNTEでも感じたいな、と思うことはあります。まだver1.0ですから、気が早い話ですけどね。ver1.0のアブなんて「いたっけ?」くらいの感じですし……


 もっとも、パイモンとアブはいくつもの国を冒険していくにあたって存在するバディですから、必然性という意味ではNTEでは微妙かもですね。
 原神も鳴潮もそうですが、基本的に国を移るたびに登場人物はリセットされてしまいます。これは「ガチャで新キャラを引く」というゲームの収益構造的にも合っているように思うんですが、ただ毎回見知らぬ地で見知らぬ人とやっていくのは淋しいので、冒険のお供(バディ)がいると嬉しいんですよね。
 一方、NTEではヘテロシティに住み続ける以上、別にタギドやナナリと長い別れになることもないでしょう。エイボンを抜けてよそに移るなら話は別ですが……そんな日もいずれ来るのでしょうか。あるいは、20話30話と重ねても、エイボンで異象ハンターをしているのでしょうか。




さいごに

 なんだかとりとめのない感じになりましたが、ver1.0の感想は以上になります。
 NTE、アニメ調オープンワールドの中ではよりアニメ的というか、本当に1話1話がアニメを見ているかのようで、楽しいです。ギャグあり、シリアスありのジェットコースターで、やっていて飽きません。毎日ログインしています。
 できることが膨大なのですが、わたしは「全部やろう!」というよりも「ほどほどにやっていこう」というタイプなので、まだマップも100%にしてませんし、イベントも全部終わってません。ぼちぼちやっていこうと思います。鯉のぼりのグライダーが欲しいので、ニューホランドは遠からず100%にするでしょうけどね。


 それでは、また。

↑麻雀で一度だけ役満を和了りました(自慢)。天和でした。


※本記事の画像は、ゲーム「Neverness to Everness」からの引用です。