スマホを買い換えました。
……が、その過程でひと悶着ありました。
それはひとえに、わたしがスマホに対するいろんなことを忘れていたからだと思ったので(後知恵バイアスかもですが…)、次の機種変更に備えて、記事として残しておくことにしました。
スマホを買い換えた理由
元々使っていたスマホが5年選手で、
・バッテリーがへたってきた
・NTEやエンドフィールドのデイリー消化ですら頻繁にアプリが落ちるようになった
・USB-Cの差込口が劣化して充電がたびたび途切れるようになった
という、なんとも限界を感じる状態だったため、重い腰を上げました。
世の中では、2年返却する人の方が多いんでしょうか。わたしもそれでいいような気はしますが、諸事情あって一括払いの方がいいのと、一度スマホを買ったら2年どころか4~5年使うことが多いのとで、今回も一括払いで購入しました。
一度はiPhone 18 Proを買った
わたしは元々iPhone派でした。
しかし、iPhoneに不自由さを感じ、Androidに宗旨替えした経緯があります。
宗旨替えの結果には満足していて、「Androidにしてよかった」と思ったんですが、元々ミーハーだったわたしは、「iPhoneに戻るのもありだな。人気だし」と思ったんですね。
iPhoneが嫌になった理由については、正直あまり覚えていませんでした。
まぁ、Androidスマホ(Galaxy S21)を5年使っていたわけですから、iPhoneを使っていたのってそれより前なわけで、記憶もおぼろになってしまいますよね。
ただそれでもいちおう、iPhoneに関する不満について、3つほど覚えていることがありました。
第一に、ライトニングケーブルという専用のケーブルが充電に必要なこと。
世の中のだいたいの製品はUSB-Cが使えるのに、iPhone専用にライトニングケーブルが必要なのは不便でした。
第二に、指紋認証がなくて顔認証しか使えなかったこと。
わたしはマスクがあまり好きではないですが、諸事情あってマスクを着用している時間が長いため、マスクと相性の悪い顔認証はなるべく使いたくありませんでした。
第三に、Windows PCとのデータのやり取りが面倒なこと。
ただ、この3点のうち2点は、すでに解決されています。
ライトニングケーブルはiPhone 15から廃止されましたし、顔認証についてはマスクを着用していても認証されるようになりました。Galaxy S21の発売から1~2年後ですね。
Windowsとの相性はどうかな……とも思いましたが、まぁこれについてはそんな頻繁にデータをやり取りするわけではないので、目をつぶれるポイントだと考えました。
「iPhoneの嫌だった点は改善されているし、次は久々にiPhoneだね!」と思ったわたしは、iPhone 18 Proを購入しました。
iPhone 18 Proを使わなくなった理由
iPhoneの中でもProにした理由は、ディスプレイのリフレッシュレートが最大120Hzだからです。
iPhone 17およびAirは、性能的にはわたしの普段使いに全く申し分ないと思うのですが、ディスプレイが60Hzなんですよね。1秒あたり60枚の画像を表示している、ということです。
Galaxy S21は120Hzであり、1秒あたり120枚の画像を表示しています。これによって画面の動きが非常に滑らかに感じられ、快適でした。
実際のところ、スマホの画面なんて60Hzもあれば十分です。
ただ、ディスプレイのリフレッシュレートって一度上げてしまうと下げにくいんですよね。生活水準を一度上げるともう下げられなくなってしまうという、ラチェット効果に近いものがあります。
iPhoneだと120Hzなのは現状ProとPro Maxだけであり、わたしは手が小さくて筋力よわよわなので重量級のPro Maxは扱いづらいということで、自動的にProになりました。
なお、iPhone 18 Proは素晴らしい機種でした。
25万円も払ったのに見合うだけの性能かと言われると分かりませんが、バッテリーの減りは遅く、3Dのゲームもちゃんと動きますし、カメラの性能も高いですから、そのあたりにあまり不満はありませんでした。
ただ、iPhone 18 Pro自体が素晴らしい機種であっても、色々とNot for meな(=わたしに合わない)部分があり、使い続けるにつれて不満が増えていきました。
まず、顔認証がわたしには合いませんでした。
マスクを着用していても大丈夫で、暗室でも認証してくれるのはいいんですが、指紋認証と比較するとやはり微妙に思えます。スマホに対する顔の相対位置をある程度しっかり合わせる必要がありますし、寝起きすぎて目が開いていなかったりすると認証されないことがあります。
「そんな寝起きにスマホ使うか?」という感じですが、わたしは夢日記をつける習慣があり、起きた瞬間からスマホを触ることがあるので、そこは譲れないところでした。
指紋認証なら寝起きでも普段通りスマホを握ればいいだけなので、確実です。まぁ雨の日や手洗い後で指が濡れていると反応が悪いこともありますが、顔認証ほどのデメリットは感じませんでした。
次に、自由度にやや難があると感じました。
ホーム画面のカスタマイズや純正カメラのシャッター音の消音など、いろいろな点にやりづらさを感じました。
ただ、これはiPhoneとAndroidスマホの設計思想の違い?みたいなものだとも感じます。カスタマイズにあまり凝らない方ならゴールドスタンダードを提示された方が分かりやすいでしょうし、それにAndroidのカスタマイズ性の高さは不適切なアプリなどの介入の余地を生じます。初心者に優しいのはiPhoneの方でしょうね。
自由度の低さについて、特に純正カメラのシャッター音が消せないのは個人的にクリティカルで、これだけでもAndroidに戻る理由になりました。
調べたところ、iOSでもシャッター音が消せないわけではないらしいですが、少なくともわたしがiPhone 18 Proを購入したタイミングでは安全に消音する方法はないようでした。
純正カメラアプリを捨て、無音カメラアプリをダウンロードする手はありましたが、画質は純正カメラアプリに大きく劣りますし……
ちなみに、スマホのカメラのシャッター音が消せないのは日本と韓国くらいのようです。盗撮予防のための自主規制だそうで、それ自体はある程度納得できます。中国や欧米に同様の規制がないことから、その有用性は万人の支持するところではないようですが……
わたしとしては、静かなレストランでパシャパシャ鳴らすのが迷惑だったり、飼っているペットを音でびっくりさせてしまうのが嫌だったりと、シャッター音が消せないのはとても不便でした。
「そんなに写真撮るかな?」と思われるかもしれませんが、無音撮影できる前提だとカメラを使う機会は増えます。シャッター音が鳴り響く前提だと、撮影の心理的ハードルも上がりますからね。無音撮影がなければ、わたしは大阪万博2025であんなに写真を撮ることはなかったでしょう。
あと、iPhone 18 Proはけっこう重かったです。
わたしは筋力よわよわのくせにスマホは可能な限り片手で操作したがる身の程知らずなのですが、それゆえに重いスマホはけっこうQOLを損ねます。
Galaxy S21は171gでしたが、iPhone 18 Proは211gでした。実に40g差です。画面の大きさはどちらも6.3インチながら、iPhone 18 Proはズッシリきます。iPhone 17なら177g、iPhone Airなら165gなので、S21と大差ないんですけどね。どちらも60Hzなのが残念です。
2週間ほどiPhone 18 Proを使ったことで、これらを始めとする「iPhone 18 ProがNot for meな点」にいくつも行き当たり、最終的に手放す判断となりました。
手放したiPhone 18 Proは……家族にあげました。ちょうど家族もわたしと同様、5年選手のスマホを使い続けていて、替え時だったので。
家族は元々iPhoneを使っていましたから、データ移行もスムーズでした。ま、Android→iPhoneも割とスムーズでしたけどね。
Galaxy S26が最高な理由
そして買ったのは、Galaxy S26でした。
正直ここについては、厳密な比較検討はしていません。Galaxy S21を買う時はAndroidの中でXperiaやらAQUOSやらと比べて、悩んで悩んで悩みぬいた末にGalaxyを選んだんですが、今回はS21からの流れで選んだので、これが今のわたしにとってのベリーベストかは分かりません。
ただ、少なくとも「最高」と感じる逸品ではありましたので、その辺を書いておきたいと思います。
まず、iPhone 18 Proに抱いていた不満点がおおむね解決されています。
顔認証と指紋認証の両方が使えるので、安心と信頼の指紋認証にしました。S21は指紋認証が失敗することもちょこちょこありましたが、S26は精度が上がっているのか、ほとんど失敗せずスムーズです。寝起きでも安心ですね。
自由度も高く、購入初日にカメラのシャッター音はオフにしました。更に、ルーチン機能で「カメラを起動中は自動的にミュート」にすることで、万に一つもシャッター音が鳴らなくしました。
ちなみにシャッター音の消去は標準機能ではなく、開発者オプションで色々いじる必要があります。Galaxy S21の頃はSetEditでもっと簡単に消音できたんですけどね。
自由度絡みでいうと、ホーム画面のカスタマイズもよりフレキシブルでした。iPhone 18 Proではアプリが並ぶ画面の左端にあるウィジェットしか置けない画面が削除不能でしたが(ウィジェット全消しはできる)、Galaxy S26では左端のニュース画面の存在自体を消せたので、その辺もストレスフリーでした。
あと、重量も軽いです。
S26は167gと非常に軽量です。これはS21の171gよりも軽く、iPhone Airの165gと同等であり、パワーGのわたしでも片手操作していて疲れません。
ちなみに画面保護のフィルムはSamsung公式のソフトなフィルムにしました。せっかく軽いスマホなのに分厚いガラスフィルムで重くしたくないなという気持ちがあったので……公式フィルムはとてもいいものでしたが、画面中央に横線(気泡)が残りやすいそうで、わたしも残りました。ただ、2日たったら消えたので、短気を起こさず数日様子見してもいいかもしれません。
なお、S26+、S26 Ultraという似たような機種もあるのですが、S26より大きくて重いので個人的には論外でした。わたしは手が小さいので、画面が大きいと片手操作もしんどいですからね。
それと、Neverness to Evernessやアークナイツ:エンドフィールドといった3Dゲームもスムーズに動き、デイリーミッションを遅滞なくこなせるようになりました。
S21のようにアプリが何度も落ちることはなくなりました。S21の頃って原神の初期とかでしたから、NTEやエンドフィールドのような最新ゲームに関しては少し役者が足りないのかもしれません。
ただ、S21も十分ハイスペックではありますので、アプリが落ちるのはS21が時代遅れになっているというより、5年間使い続けた経年劣化のせいかもしれませんね。
Galaxy S26の欠点
そんな最高なGalaxy S26ですが、欠点もあります。
まず、さすがにゲーム性能はiPhone 18 Proに劣ります。
動作はiPhone 18 Proの方がやや滑らかに感じましたし、プレイ時のスマホの発熱はiPhone 18 Proの方が少なかったです。まぁ、値段が違うので当たり前ではあるのですけどね。
わたしがNTEやエンドフィールドをもっぱらスマホでやるならばiPhone 18 Proを選んでいたかもしれませんが、わたしは普段その辺の3DゲームをゲーミングPCでプレイしており、スマホでやるのはあくまでデイリーミッション程度なので、そこはあまり気になりませんでした。発熱も短時間なら問題になりませんしね。
また、バッテリーの持ちもiPhone 18 Proの方が上だと感じました。
ただ、Galaxy S26もS21と比べると持ちがいいと感じます。S21のバッテリーが4000mAh、S26が4300mAhですしね。iPhone 18 Proはバッテリー容量自体はそんな多くないようですが、電力効率がいいのか、明らかにS26よりも長持ちしていました。
とはいえ、わたしは無充電でそんな長時間スマホを使い続けることがないため、それほど不便は感じませんでした。1日スマホを使って、iPhone 18 Proならバッテリー40%消費、Galaxy S26ならバッテリー50%消費、という感じでしたね。
まぁ、「スマホで日に何時間もゲームする」という方ならiPhone 18 Proが優位かもしれません。
それと、カメラはiPhone 18 Proの方が高性能だと思います。
Galaxy S21のカメラは加工というか補正が効きすぎているのが個人的に微妙でしたが、Galaxy S26については比較的ナチュラルに撮影できるように感じました。
ただ、カメラ自体の性能についていえばiPhone 18 Proがとても優秀で、ズーム倍率やら絞りやらも含め、Galaxy S26の上を行っています。
正直、ゲーム性能については発熱の影響を除外すると「どんぐりの背比べじゃない?」との感想を持ちましたが、カメラは明らかに差を感じるので、やはりGalaxy S26 UltraでないとiPhone 18 Proとは張り合えないのかもしれません。本体の値段差が如実に出ているポイントでしょうね。
とはいえ、カタログスペックからして明らかに異なり差が出やすいと思われるズーム撮影をわたしはあまりしないので、ここは妥協可能な点と考えました。
……といったくらいでしょうか。
音質なんかも少し差があるらしいですが、わたしはスマホのスピーカーをほとんど使わないので、そこは特に気になりませんでした。
あ、背面のデザインはGalaxy S21の方が好きでした。Galaxy S26はカメラだけがニョキニョキ出っ張っていますが、Galaxy S21のカメラ部分全体が局面状にコーティングされているみたいなデザインの方がスタイリッシュに感じました。ちなみに、iPhone 18 ProもGalaxy S26と似たような背面デザインをしているので、別にiPhone 18 Proと比較して残念な点というわけではなかったです。
あと、Galaxy S26は背面に「Samsung」と書いてますが、Galaxy S21みたく「Galaxy」と書いていてほしかったです。
別にSamsungが嫌いというわけではなく、天体用語が好きなんです。Galaxyじゃなくて、CometやEclipseやZodiacでもいいです。ちなみに、Samsungは韓国語で「三ツ星」という意味らしいですが、天体用語とはちょっと違う風合いですし、意味を知っている日本人も少なそうですからね。
さいごに
Galaxy S26は素晴らしいスマホです。
Androidの自由度があり、薄くて軽いです。きょうび車もスマホもどんどんデカくなっているそうですが、そんな中で貴重な薄型軽量かつハイエンドで120Hzのスマホです。
今回はiPhone 18 Proを先に買ったので比較しましたが、価格帯を考えると本来の比較対象はiPhone 17無印でしょう。しかしわたし個人としては、iPhone 18 Proと比較しても遜色のない、とっても素敵なスマホだと思います。
何にしても、いい買い物でした。
なお、結果的に放棄したとはいえ、iPhone 18 Proも間違いなくいいスマホだと思います。ちょっぴりわたしに合わなかっただけで。
Face IDやら重さやらの不満点をあげつらいはしましたが、正直カメラのシャッター音さえすぐに消せれば、ふつうにiPhone 18 Proを使っていたでしょう。なんなら1万円くらいするカバーもウキウキで買いましたからね。それも家族にあげましたが。まだあげる相手がいて救われたといったところです。
Galaxy S26も5年使うことになる……かは分かりませんが、次に機種変更する時は、このあたりの記憶をたぐり寄せながら、後悔のない選択をしてほしい……と、切望しています。未来のわたし自身に。
「次回もAndroidにしろよ」という意味ではありません。iPhoneの方がよさそうならそれも大いにありです。ただ、材料不足の見切り発車で損をするようなマネはやめてほしいです。熟慮熟考してください。安い買い物じゃないですからね。いや本当に。
それでは、また。

